2児パパの幼稚な日記

我が名は音のない世界の住人であるさぎっちだ。わんぱくで生意気な子が二人いますが可愛いです。内容は幼稚、悪いかっ(*´▽`*)

帝王にとっての名言集 №2

「みなさんに明日がくるのは奇跡です。
それを知っているだけで日常は幸せな事があふれている」
by余命一ヶ月の花嫁 千恵


昨日、「余命1ヶ月の花嫁」の映画に日本語字幕が付いている事で観に行ってきた。

最初に出てきたのが、これだ。オイラはとても心に響いた。
そんな事を考えた事もないし、思ったこともなかった。
そう、普通に生きていて、普通に仕事をしていて、普通に遊んでいて、それが当たり前の日常的な生活だと。
しかし、突然何かが起こるのかもしれない。突然の事故死、突然の心臓発作、突然のガン発生、突然の災害など起こるかもしれない。それは誰も分からない。未来なんて読めるわけない。
当たり前の日常生活が出来る事は幸せである。そう当たり前な事が幸せなのだ。
そして、一日一日を大事にしていこうじゃないか。

千恵の旦那は凄い奴だ。オイラにはとても真似できない。
愛する者の残酷な運命を知っていても、いつもと変わらず側にいて最期まで見守る姿にオイラはとても眩しく見えた。
「同情ではない、好きだから一緒にいたいだけだ。そばにいたいだけだ。」
とてもシンプルな答えであり、とても深い。
「ただ好き」では苦しみと闘いながら生きていく相手にも失礼だ。
「覚悟をしている」それも駄目だ。相手に負担をかけてしまう事になる。
「俺が何かしてやりたい」同情だと思われる。
だから簡単に言ってはならない。本気で想った時に自然に口から出てくる。それでいい。
人を好きになる事は簡単だが、人を愛し続ける方が難しいとオイラは思う。
千恵は幸せだ。本気で愛され、愛する者のそばで安らかに死ねたのだから。
旦那にとっては相当つらかったと思うが、自分で決めたのだから後悔していないはずだ。旦那も幸せだったのであろう。千恵も旦那を本気で愛し、必要としていたのだから。

つらいが、人は早かれ遅かれ、いずれは命に終わりが来るのだ。
だからこそ、毎日を一生懸命生きる事に価値がある。
改めてそう感じさせてくれた。

前に、ドキュメンタリーをテレビで放映されたようだが、見た事がない。
ドキュメンタリーだからこそ、映画よりリアルに伝わってくるのであろう…。

若い女性の方よ、乳がんについて関心を持って欲しい。そして、乳がん検診も定期的にやって欲しい。
早期発見につながりますので。


「当たり前の存在、当たり前の日常生活、その当たり前に対して意識してみよう。そして、感謝してみよう。
そうすりゃ、生きているではなく、ああ生きているんだと実感するのであろう。」
by帝王